香川県坂出市のスポーツデンティスト
香西歯科医院です
イングランドサッカー協会は
12歳以下のヘディングを禁止としました
サッカー選手の認知症のリスクは
その他の人に比べ3倍も高いという
研究結果があります
こうした結果を受け
以前から若年者のヘディングを
制限していました
今後意図的なヘディングを禁止する事で
どういった変化が生まれてくるか
注目です
日本においてはどうでしょうか
JFA(日本サッカー協会)の見解は
禁止するのではなく
正しく恐れ適切な方法で技術を習得する
と書かれております
確かに正しい技術の習得なくして
安全にプレーは出来ません
ちなみに
ボールをヘディングする事自体の衝撃は
さほど強くはありません
ですが
頭の骨も柔らかい成長未発達なうちから
プロになり長く活躍していく間に
長い年月をかけて
微細な衝撃が蓄積されていきます
脳への影響が少なからずあるかもしれません
また
試合などでヘディングする時は
相手と競り合う場面が多いと思います
頭同士がぶつかったり
キーパーや相手の固い肘や拳が
ぶつかる事も多々あります
ボールと異なり
固い部分が頭と接触する衝撃は
相当大きな力となります
こうしたことが
脳震とうのリスクが生じ
脳への悪影響を心配する要因となります
このブログでは数年前から
再三にわたり
ヘディングと脳震とうについて
書かせていただいております
那須選手の引退にまつわる話も
過去に掲載しております こちら
少しでも脳への負担を軽減するには
スポーツマウスガードが効果的
JFAが提唱する
適切な方法での技術習得に
一役買ってくれることでしょう
安全器具をしっかりと着用し
安全にプレーする事が鍵だと考えます
プロを目指し
長くプレーしたい子供たちは
是非とも一度試してみてはいかがでしょう