香川県坂出市のスポーツデンティスト
香西歯科医院です
長くマスク生活を強いられていると
意外と気が付かない事があります
それは子供の口が閉じていない事
マスクで息苦しくなるので
どうしても口呼吸になりがち
口もぽかんと開いたままになります
この状態は
『口唇閉鎖不全症』
といわれるのですが
続くと色々な弊害を起こし
病気の危険性も含んでいます
ロッテの研究結果で
3歳から12歳の子供を持つ親の約70%が
『口唇閉鎖不全症』に
病気の危険性がある事を知らなかった
という結果が出ました
口呼吸になると
口の中が乾燥して
虫歯や歯周病
口臭悪化の原因となります
また口を閉じる筋肉が未発達で
歯並びや発音にも悪影響が及びます
授業中の集中力の低下
学習能力の低下も叫ばれています
近年柔らかい食べ物を好む傾向があり
口の筋力が衰退しています
それに加えて
こういうご時世なので
感染意識の高まりを受け
指をしゃぶったり
シャボン玉や風船を膨らませて
遊ぶ機会がめっきりと減っているようです
改善するトレーニング法としては
シャボン玉を膨らませる
風車を吹いて回す
フーセンガムを膨らませるなどがあります
中でもフーセンガムは特に有効です
うまく膨らませるためには
舌も上手に使わないと出来ません
繊細に動かしガムをまとめたり
舌先につけてのばしたり
口だけでなく舌の運動にもなります
楽しく飽きさせずにやることが
非常に重要です
皆さんも楽しみながら
よく口を動かして
しっかりと口を閉じて
鼻で呼吸をしましょう