香川県坂出市のスポーツデンティスト
香西歯科医院です。
本来であれば
今年開催される予定だった
東京オリンピック
今年2月の東京マラソンで
日本記録を更新し
代表の座を射止めた大迫傑選手
そんな大迫選手ですが
ランニングシューズについての
インタビューの中で
『感覚はさほど重要ではない』
『良かった感覚は人の成長を妨げる
人の感覚は当てにならない。』
と語っているのを拝見しました。
続けて
『科学的で客観的な数値を重視します。』とも
この言葉を聞き
私はハッとしました。
マウスガードを入れた選手に対して
『身体感覚を重視してください』と
指導していました。
勿論、かみ合わせは
少しのずれでも違和感として感じるので
こちらが提供したものが
100%感受されるとは思っていませんし
慣れが必要になるので、
その様に指導する事があります。
調整を繰り返し
動作に不具合が生じぬ様に
観察していきます。
マラソンという競技は
走るという特に単純な動きの中で
マイナス要素を極力省き
プラス要素を積み重ねた結果が
タイムに反映される競技です。
こちらも提供する以上は
少しのマイナス要素を生まぬ様
細心の注意を払う必要がある事
責任をもって提供する事を
大迫選手の言葉から学びました。
科学的及び医学的根拠に基づき
スポーツパフォーマンスに直結する医療を
今後も続けて行ける様に
日々精進していく所存であります。