KOZAI DENTAL CLINIC
Doctor’s BLOG

◀ ブログ一覧

香川県坂出市のスポーツデンティスト

香西歯科医院です。

 

スポーツ時に起こる外傷の中でも

自分に被害があるものもありますが

今回は相手にも被害を及ぼすものを考えてみました。

 

 

現在バルセロナに所属している

ウルグアイ代表FWルイス・スアレス選手。

 

彼は過去3回、歯に関するトラブルで

出場停止処分を食らっています。

 

アヤックス時代に

相手選手に『噛みつき』

7試合の出場停止処分を受けました。

 

リバプール時代にも

チェルシーDFイヴァノヴィッチ選手に『噛みつき』

10試合の出場停止。

 

さらに有名なのは

2014年ブラジルW杯で

イタリア代表DFキエッリーニ選手の肩に『噛みつき』

4か月の出場停止処分が下されました。

 

彼は『噛みつき』だけで

なんと39試合も出場停止処分を受けています。

 

これはプレミアリーグ約1シーズン分に相当します。

 

勿論、これは特殊な例には過ぎませんが

歯で相手を傷つけてしまう事が

故意的でなくても存在します。

 

ぶつかった時に

自分の歯が相手の顔や頭

腕などに当たり

刃物の様に表面を切ってしまう事があります。

 

別のケースでは

バスケットの試合中

ぶつかって折れた歯が口の中に残っていて

それをプッと吐き出したら

折れた歯が顔に当たり

顔が切れてしまったという事例があります。

 

前歯は生体内で唯一外部に出ている

硬組織なので

とがった硬い組織が

時に凶器のように

相手を傷つける恐れがあるのです。

 

自分の歯を守る為だけでなく

相手を守る為にも

スポーツマウスガードの着用を推奨します。

 

また『噛みつく』ような

スポーツマンシップに反する行為は

絶対にやめましょう!

投稿日:7月 3