香川県坂出市のスポーツデンティスト
香西歯科医院です。
先日、東京オリンピックのチケットの当選発表がありました。
私は惜しくも落選していましたが
スポーツデンティストとして
現場でサポート出来ればと願っております。
話は変わって
4月に来年行われる東京パラリンピック
マラソン競技のコースが決まりました。
オリンピックのマラソンと同じコースを
走る事となりました。
浅草雷門、日本橋、銀座、東京タワーなど
東京の観光名所を巡る42.195kmのコースです。
障がいの部位や程度により
クラス分けされていますが
中でも車いすマラソンは
両手の力だけで
42kmという長い距離を走らなくてはなりません。
上半身の筋力を最大限に生かすため
体幹を保持するのに
しっかりと歯を食いしばって
力を入れます。
その状態で42kmを走り切るのは
相当なストレスが歯にかかる事でしょう。
歯がすり減ってきたり
歯に亀裂が入る事もあるでしょう。
そのストレスを少しでも軽減し
歯を保護するために
スポーツマウスガードが必要になります。
ラバー素材で出来ているので
歯にかかる過度な圧力を
分散してくれます。
また装着によって
咬み合わせの左右差がなくなり
下あごの位置がしっかりと固定されるので
体幹強化に繋がり
結果としてスピードアップに
繋がる可能性はあると考えます。
欠点としては
呼吸のし難さが挙げられると思います。
以前パラカヌー選手に作成した様に
下あごの歯に装着する事で
軽減されると思います。
健康な歯を維持するために
作成を検討してみてはいかがでしょうか。