香川県坂出市のスポーツデンティスト
香西歯科医院です。
イングランド、スコットランド、アイルランドの
サッカー協会がユース世代のヘディングに
制限を設けるガイドラインを発表しました。
今回制限が設けられたのは
小学生以下の練習時のヘディングは
原則禁止。
12歳~16歳までは段階的に
控える様にする事。
試合においては制限を設けれないので
制限なしといった感じです。
アメリカでは既に始まっていますが
若者のヘディングに関しては
脳への悪影響が以前より懸念されています。
スコットランド、グラスゴー大学の調査研究によると
元サッカー選手の認知症発症のリスクや
脳疾患のリスクが高いとの報告もされています。
日本の現状はどうでしょうか?
知識のある指導者の下では
ヘディング禁止の指導がなされていると思いますが
経験や知識の無い指導者の下では
ヘディング練習があると聞きます。
サッカー選手として生きる時間は
長い人生の中でとても短く
その中でも若年期は本当に短いです。
生涯、健康に生きる為にも
この短期間のヘディングに
何の意味があるでしょうか。
日本サッカー協会も
英国サッカー協会やアメリカに習い
原則禁止していく様になっていく事でしょう。
以前のブログの中でもお伝えした様に
那須選手の様な例もあります。記事はこちら
少しでも減っていく事を
願うばかりです。