香川県坂出市のスポーツデンティスト
香西歯科医院です。
先日、世界保健機関(WHO)は幼児のテレビやゲーム、スマートフォンなど
画面を見る時間の指標を発表しました。
WHOの発表(参照)
世界保健機関(WHO)は24日、5歳未満の幼児がテレビやゲームなどの画面を見る時間は1日1時間未満にとどめるべきだとする指針を公表した。子どもの肥満が世界的に増加傾向にあり「幼少時から座るのではなく、積極的に運動をする習慣を付けるべきだ」と指摘している。
WHOは乳幼児の健康と運動に関する世界各国の研究結果を分析。その結果、5歳未満の幼児は少なくとも1日3時間の運動が必要だとし、3~4歳だと激しさが中~高程度の運動を1時間は含んだ方がよいとした。1歳未満の乳児では腹ばいの姿勢で少なくとも30分は体を動かすべきだとした。
画面を見続ける事で
座り続け、運動しなくなるため
肥満を引き起こす傾向があるとの見解です。
目に良くない
脳に影響があるなど
様々な事が言われていますが
単純に動く事が少なくなるので
運動不足から肥満に繋がるという事です。
運動不足により
筋肉や骨の発育が悪くなる
可能性があります。
またエネルギーの消費が少ない為
食事をしっかり取ることが出来ず
顎を使って食べ物を噛む事が
少なくなってしまいます。
噛む回数の少なさが
顎の発育不全を起こす
ひとつの要因になります。
十分に成長した顎の骨が無いと
生えるスペースが狭くなり
結果として歯並びが悪くなる傾向があります。
幼児のうちから
しっかりと身体を動かし
お腹を空かせて
固い食べ物でも好き嫌いせず何でも食べて
健やかな身体と心を作っていけるように
心がけなくてはなりません。
スマホやテレビを見る時間はほどほどに
楽しく運動も取り入れていきましょう。