香川県坂出市のスポーツデンティスト

香西歯科医院です。

 
今回は怪我予防には効果的なマウスガードですが

良い面だけでなく

見落としがちな弊害について考えてみました。

 

 

一般的に上の歯に装着する事が

基本のマウスガードですが

特殊なラバーで衝撃を吸収し

歯を外力から守ります。

 

このラバー素材は

スポーツの種類や競技特性

個人の口の環境によって

様々な厚みの材料を使います。

 

例えばボクシングなどの格闘技では

4ミリもの厚みを持たせたものでないと

衝撃から歯を守れません。

 

口の中は非常に敏感で

髪の毛1本程の咬み合わせの高さも

違和感として感じる事があります。

 

この違和感が装着時の気持ち悪さや

吐き気などを引き起こす

原因になる事もあります。

 

そのような状態では

プレーにも支障をきたしてしまうでしょう。

 

適切な厚みを選択し

咬み合わせや形を調節する事で

軽減されることもあります。

 

次にプレー中に食いしばりが酷い場合

歯にかかる負担を軽減してくれます。

 

しかしながらラバーが咬む力を

吸収してくれるので

余計に咬み締めが強くなり

身体が硬直し

柔軟性が無くなります。

 

科学的な実験においても

検証されていて

咬み締めすぎると

手首や足首の筋力が向上し

固定されます。

 

次の動作に素早く移りたい時や

バスケットのシュートで

手首の柔らかさが必要な時に

不利に働く要因になりかねません。

 

着用義務化されている競技では

仕方ありませんが

適切に使わないと

意味がないどころか

逆効果になる事も考えられます。

 

使わないという選択肢が

必要な場合もあると個人的には考えます。

 

また専門的な知識のある

歯科医師の指導の下

作成し、使用する事を強く推奨します。

投稿日:12月 11日| カテゴリー:ブログ